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うなぎ桶

うなぎブログ

恋愛について主語が大きかったのでデータで検証しつつ考察した。

anond.hatelabo.jp

途中で「ここからは完全に偏見である」と書いてたけど、それ以前も「周りをみて全部知った気になっている」内容であると思います。
恋愛話しも個人の経験話すんならともかく「恋愛市場」「若者」なんてでかでかとぶち上げるんなら、データ示してほしいですね。「偏見」の部分にはツッコみませんが。

 

 

若者は恋愛をしていないのか?

まず、「交際している異性がいない」割合が上昇しているのは事実

「交際している異性はいない」と回答した未婚者の割合は男性 69.8%(前回 61.4%)、女性 59.1% (同 49.5%)と

http://www.ipss.go.jp/ps-doukou/j/doukou15/NFS15_gaiyou.pdf

(PDF,厚生労働省HP,出生基本動向調査概要版,2015)

そして、恋愛をしなくなったという点についても間違いない。
(下記引用には「結婚相手」とあるのはお役所の人口に対する調査なんで、今の価値観からいって結婚てのが当然との考え方によるものです)

「婚約者がいる」「恋人が いる」「異性の友人がいる」を「交際相手あり」とすると、「交際相手あり」の割合は、 1982(昭和57)年調査時点と比較すると、男性で26.0ポイント、女性で22.1ポイント 減少し、逆に「交際相手なし」は男性で25.4ポイント、女性で21.5ポイント増加してい る。異性の友人がいない割合は男性で約6割、女性で約5割に上っており、結婚相手の候 補となりうる交際相手がいる若者は限定的であることが分かる。 さらに、そもそも異性との交際を望んでいない割合は、男性で28.0%、女性で23.6% に上っている。

若者が恋愛しない理由は?

元記事であげられていた若者が恋愛しない理由について、これは「交際相手を持たない20代・30代男女が恋人を欲しいと思わない理由(上位5位まで)」からみてみますとおおむね合ってますね。

●金と時間がない 

3位(男性) 仕事や勉強に力を入れたい(36.8%) 3位(女性) 仕事や勉強に力を入れたい(36.1%)

●娯楽の発達や趣味多様化 ●~~男子多様化

1位(男性) 自分の趣味に力を入れたい(55.7%)2位(女性) 自分の趣味に力を入れたい(57.0%)

コスパ至上主義 ●リスクが大きい ●男性責任が偏りすぎ

2位(男性) 恋愛が面倒(52.6%)1位(女性) 恋愛が面倒(60.1%)

ただし、気になるのが上位5項目中下位ではありましたがこんな項目があった点

4位(男性) 異性と交際するのがこわい(14.6%) 4位(女性) 異性に興味がない(22.2%)
5位(男性) 異性に興味がない(11.7%) 5位(女性) 異性と交際するのがこわい(19.0%)

女性では「恋愛が面倒」が首位で6割を超え ている。また、男女とも4位・5位に「異性と交際するのがこわい」「異性に興味がない」 といった消極的理由が並んでおり、特に女性の選択割合の方が高くなっている。

一方、異性と交際する上での不安について男女で比較してみると、男女とも「自分の魅 力のなさ」「出会いの場所がわからない」が上位を占めている

男性では「どう声をかけてよいかわからない」といった交際の始め方に関わるものの割合 が高く、女性では「自分が恋愛感情を抱けるか不安」が上位にきていることが特徴的であ る。

http://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/13/dl/1-02-2.pdf

(PDF,厚生労働省HP,平成25年版厚生労働白書 -若者の意識を探る-第2節 結婚に関する意識,2015)

これがおそらく元記事でいうところのこれでしょうね。

そして上記のような理由恋愛に奥手になってしまった男子が「俺は草食系男子から」などと開き直って恋愛を諦めるケースがある。そしたら女性から最近の男は女々しいだ」の「私は肉食がタイプなのに」と追い打ちがかかり、男はそうして恋愛戦線から離脱するのだ。

このように傷が癒えないで恋愛の仕方が分からないまま大人になっていく

 結婚しない、晩婚化したのはなぜ?

結婚観点から見てみると、晩婚化が問題になっている。

初婚率は男性31.1歳、女性が29.4歳である。これは2015年統計である

初婚率は年々上がっていて、女性社会進出に伴い、結婚しなくても女性が一人でも生きていける時代になっていることが原因と考えられる。

元記事の方はなぜかここまで論を組み立ててきて、原因を「女性の社会進出」をあげ、さも問題であるかのような書きぶりです。しかし実際のデータは違います。

18~24歳の年齢層では、「(結婚するには)まだ若すぎる」「まだ必要性を感じない」「仕 事(学業)に打ち込みたい」など、「結婚しない理由」が多く挙げられている。

若い内は結婚しないですよね、元記事では問題にしていたのが晩婚化と仰っているのでもっと上をみていくと

一方、25~34歳の年齢層になると、「適当な相手にめぐり合わない」を中心に「結婚 できない理由」へ重心が移る。「結婚しない理由」のうち「まだ必要性を感じない」の割 合が依然として多く、2(1)で見たように、社会としての結婚観の変化も影響している と考えられる。

「結婚しない」から「結婚できない」になっていくんですよ。それも元記事の方が「偏見」として述べておられた通りの理由です。

35~39歳の年齢層になると、さらに「結婚できない理由」へ重心が移り、「適当な相 手にめぐり会わない」の割合が他の理由を大きく引き離している。

適当な相手がいない、ということですね。ちなみにこれは男女あわせての結果です。(この書き方だと読者の性別性自認政治的立場次第で男性/女性批判にみえてしまう懸念のため注記)

また、どの年齢層でも、男女ともに「異性とうまく付き合えない」が2010(平成22) 年の調査において増加、もしくは高い水準を維持している。

社会進出も一つの要因でしょうが、それも含めて原因はこれですよ。

http://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/13/dl/1-02-2.pdf

(PDF,厚生労働省HP,平成25年版厚生労働白書 -若者の意識を探る-第2節 結婚に関する意識,2015)

女性の社会進出・恋愛市場での有利はいいこと

実はぼくが元記事で一番許せなかったのが「恋愛市場で女性は有利だ」と「女性の社会進出が晩婚化の原因」をセットで書かれていたことです。まず、恋愛市場で女性が有利なのは過去に検証しました。

 

fudeyuu.hateblo.jp

 

しかし、女性の社会進出と晩婚化の話はさらっとしていてそれほど思い入れがなかったように見えましたが、ぼくは女性はもっと社会に出るというかお金を稼いでキャリアを重ねて然るべきと思っています。

 

 ぼくは過去記事で書いたんですけど、女性の平均賃金は低いです。

年収200万円以下40%をこえるんですよ女性の場合だと。つまり女性の場合制度として結婚という制度を利用するなり何なりしないと生きていけないんですよ。男の場合だとまあ、結婚できないとか恋人いなくても死なないですけど、女性はその希少性、価値を利用して生き残らなければならないんです。

fudeyuu.hateblo.jp

民間給与実態統計調査|統計情報|国税庁からのデータです。
なので、女性は結婚という制度を利用しないと生きていけません。そして、もてない女性という層を完全に無視していませんか? 賃金が低く、恋愛においても不利である人々を無視するというのはあってはならないことです。なので、女性の社会進出といいますか、待遇改善は推進していかなければなりません。

非モテ男性が取るべき戦略

実のところまだ見えていません。ぼくが取るべきと思うのは下記のような道なのですが、その「女性を育てる」具体的方法がみえていません。そもそもこんな上から目線の表現で合ってるのかさえ自信がないです。

fudeyuu.hateblo.jp

恋愛工学だけはだめだぞ!

恋愛工学はほんと誰も幸せにしないですね。むしろ実践した方はつらそうなんですよね。この方は恋愛工学と明言されておられませんが、近いものです。悪い例とご紹介しましたが、叩く意図はなくむしろこの方は苦しんでいます。

pipipipipi-www.hatenablog.com

 恋愛工学に対する疑問、批判はほぼこれですよね。「いったいこれで誰が幸せに?」てところですね。

www.amamiyashion.com

ですが一方で、モテたことがない人間からしたら説得力が弱いのも事実ですよ。正しいだけじゃ伝わらないんですよ。結局恋愛工学が何からきてるかって憎しみであって、それは無差別テロリスト(ナンパ師)愛を語る難しさってのがあるんです。その根底に恋愛におけるモテるモテないといった不平等(感)があるわけです。テロなんですよ恋愛工学ってのは。

d.hatena.ne.jp

森岡先生ももともとは非モテ本を出していたんですが結婚してすっかり丸くなりましたね。「俺ができたんだ、お前らもできるだろ?」「この幸せをわけてあげたい!」という典型的な「持てる者」(誤字ではない)の思考になっているようですね。

ta-nishi.hatenablog.com

その通りなんですよね。恋愛工学って別に愛を育むとか幸せじゃあないんです。復讐ですよ、復讐。テロリズムですよ。戦争ですよ、暴力ですよ。いいか? 恋愛じゃあ相手が複数いたら浮気者だが恋愛工学じゃあ英雄だ

 


宮台真司・愛のキャラバン――恋愛砂漠を生き延びるための、たったひとつの方法

宮台真司なんかも初めて付き合った女性に振られたのでナンパして「もっといい女、もっともっと」になったと書いてました。

ですからここで、この憎しみ(もてない→異性が憎い→愛とは→もてない)の連鎖を断ち切るんです。異性を育てていくんです。いや、

人間を育てていけばいいんですよ!!!

男女問わずさあ、恋愛に囚われずに済む世界を作りたいよ……

 

参考資料

www.mhlw.go.jp

www.mhlw.go.jp