ネット恋愛遍歴約4年間についてとネット恋愛に向いている人とネット恋愛事始(男女どちらにもむけて)
用語の説明
カカオトーク:LINEもどき。LINEをメインにしてサブとして使っている人が多い。もちろん、メインアカウントでは知りたいたくない、なにかの弾みでそちらの人に知られたらまずい使い方をしているわけである。
Skype:通話アプリ
私は男性の視点で書いていますが、ネット恋愛がきになるあらゆる性別のみなさんへの内容です。
名も忘れたチャットアプリをしていたころ
最初はチャットアプリでしたね。
今もあるのかはしりませんが(多分名前をころころ変えたりして生き残っているのでは?)、スマホのチャットアプリです。カカオトークとかLINE、Skypeの掲示板じゃないです。アプリ内で完結するやつを結構やってた時期でした。
話したいこと(主にアニメ、二次元関連の話題)の話は全然できませんでしたね。
媚びることを覚える
媚びるってのは言い過ぎですけど、相手のしたい話題に合わせていくんです。相手のプロフィール欄にあるアニメの話題を出すとかアーティストの話題を出すとか。
やけに積極的な人がいた
なんかアプリ内で少し盛り上がったら「カカオトークで通話しよう」とかいって少し話た。よろしくーよろしくーくらいだったろうか? その後もやり取りをしていたが、下ネタの持ってき方(女性が乗っていたら応じるの礼儀)とか教えてくれた。ちなみにバツイチ子持ちでぼくより年下であった。
メッセージ頻度が多すぎ、めんどくさい(かまってちゃん)状態がひどかったの疎遠になりました。会おうとか言ってきたけどよくわからない不安があったので無理でした。
出会い系時代
メッセージひとつ、プロフィール閲覧ごとにお金がかかるやつ。この時クレジットカードを持っていなかったのでbitcashEX(当時のサービス)を買いにコンビニに走った。
ダメな男の中の普通の男の需要
出会い系にいる男は買春は肉体関係だけを目的にやっている(あるいは女性もそうだと思っている)層ばかりです。なので普通にメッセージをやり取りするだけでまともな人と思っていただけます。(当時ぼくは無職・通信課程の学生)
「普通の男になれ」
それが俺が出会い系フォロワーさんからもらった助言だった。
そのフォロワーさんがぼくです。当時ぼくは舞い上がっていたのでついつい彼、おばけくんにアドバイスしました。おばけくんのページはいかにもアフィブログ(実際そうですが)なんですが本当の話です。どうかサイト利用の際には彼のアフィを踏んでやってください。現在リア充かは……あなたの目で確かめてください。
負の感情が俺を強くする
— せ〜よくおばけ (@obakepf) 2017年2月6日
あとおばけくんには悪いんですが最近は従来の出会い系よりもFacebookアカウント利用したやつのが幾分マシです。その件についてはまた別の機会に
いるのは普通の女性か?
以前言及したんですが、社会保障とか賃金の話抜きにして恋愛だけなら女性有利なんです。そのなか、まだまだ社会的にイメージがよくない出会い系を使うの女性はどうなんでしょうか? 失礼ながら男性同様ちょっと……という方が多いです。
・個人売春業者、私娼
・浮気、不倫志望者
あたりです。やりとりしてみたら「条件は?(性的サービス内容及び金銭的な話のこと)」「彼氏が相手してくれないので」という方々が多かったです。
もっとも、男性側のスペックが高ければもっと違った方々が集まってくるかもしれませんが。
その中で付き合うまでに至った方
ようやく普通の人ので出会えた、という思いでした。向こうもそうだったでしょう。ただ、ぼくは初彼女であったので無理をして相手に合わせたところが非常に大きかったです。結局半年程でお別れすることになりました(やりとり全体は2年くらい)。
ネット恋愛の心構え
たいていこの手のサービスは同性の投稿はみることができません。なので女性側のプロフィールしか見えません。ネット恋愛のコアな年齢層は30手前くらいとぼくは感じています。ぼくが現在29歳なのでぼくが求めている年齢層と一致しています。しかし、同年代の方々ならお分かりかと思いますが、我々の頃は今よりネット恋愛に対してあまりいい印象がなかったのではないでしょうか? テレクラだの、援助交際だの、センセーショナルな報道もありました。なので、ネットではなく普段の生活の中から恋愛関係にという指向はやはり強いでしょう(「お友達から」「自然に」と書いている方も多いです)。ゆえに
わざわざネットで相手を探す(探さざるをえない)のはなぜか?
に注意するといいでしょう。恋愛市場の食い詰め者がいるんですよ、ネットには。
あなたはなぜネットで相手を探すんですか?
普段の生活で恋愛に結びつきづらい、というだけではやめたほうがいいでしょう。はっきりいってネット上では様々なバランスがおかしい。ただでさえ男性余り(実際、人口比で男性が多い)の世の中でインターネット上の恋愛場所はさらに男性が多い場所です。そこでは男性ですとかなりの競争を強いられ、女性は振り分けるのが大変です。もう少し、もう少しだけネットのサービス以外で頑張ってみることをおすすめします。
ネット恋愛が向いているだろう人
珍しい趣味があって、同じ趣味の人や理解者をパートナーに求める人はよいでしょう。たいていネット恋愛といっても地域を選ぶんですが、だいたい県単位です。これが全国も増やせば、相手が一気に広がります。たとえば
上の記事で「定期券内の通過駅で降りてみて、次の駅まで歩いてうろうろする」男性が彼女がほしいとのことで、彼女を見つけ出した男性の話が下です。
変わった趣味であっても(実際はingressというゲームをしていたようであるが)、何か一点突破の趣味というか希望、相手に求めるものがあればそれはネット恋愛もおすすめです。この条件がかなわなかったら、別にいいや、くらいの気持ちで。
ゲーム収納のために家を建てた男──超大量のゲームやマンガを絶対に捨てないという信念を貫いた、とあるゲーマーの努力と幸運
この方、既婚者なんですよ。そういう趣味を許容してくれる相手なんですね。絶対に譲れない条件があるってのは足かせでもありますが、ゴールがはっきりしてていい面もあります。迷わずに済みますし、相手が良いのか悪いのか、合うのか合わないか明確になるんでしょうね。
自己分析(恋愛一般にも通じる話)
自分が求める相手をしっかりわかっていないといけません。恋愛一般でもそうですが、ネットだと細かく年収なり趣味なり年齢を入力して検索した相手だけ出るようになるわけです。逆にそうしないと人が多すぎることで見尽くせないわけですが、それゆえ相手に求めるところをしっかり自己分析ではっきりさせましょう。同時に自身の魅力についても、アピールポイントを明らかにしましょう。就活みたいなもんです。
同性のプロフィールもみてみよう。
同性(ライバル)のプロフィールもみてみるといいでしょう。SkypeちゃんねるというSkype友達募集掲示板がとてもいいです。リンクは貼りません、あまりにも下品なので。
上記の連載記事にまとまってるので、気になる方は続きもご覧になるといいでしょう。スカイプちゃんねるに男性が多いってのもそうですが、ぼくが注目するのはその書き込みにおける「要求」の多さです。
「イケボ」「イケメン」「〜歳まで」「かわいいこ」とかあるいはここに書きたくないようなことまで書いてありますが、要求ばかりです。
要求しても理想の相手は降りてこない
プロフィール欄に「〜な人連絡ください」のようなこと書いてもそんな人はまずきません。趣味が同じ、とかならいいですけどね。たいていそこは……「無料でお金をください」「飯をおごれ」というレベルの「要求」です。冷静になりましょう。
異性のことを研究する
よく、ネットで調べただけじゃなくて生身の〜とか言いますけど想像も大事だと思うんですよ。たとえばアイドルグループ(男女ともに)好きで誰々推してます!ってプロフィールで書いていたとして、それ異性にとってどう思うのかという想像をしてください。そのアイドルグループを推しているというのが、異性に絶対に認めてもらわなければならないことなら構いません。ただ、異性にアピールする場で、それを書いていてどう思われるのかという想像力が必要です。その趣味を「認めてほしい」のか「理解してほしい」のか「一緒に楽しみたい」のか「隠したい」のかははっきりしたほうがいいでしょうね。
他にも、「ちょっと好き・しってる」くらいだけど「異性ウケ」がいい程度のところもおさえておきましょう。媚びない程度に話のきっかけは必要です。これは嘘ではなく配慮、きっかけ作りでぼくは必要と思っています。
最後に
簡単に述べましたが、はじめはいろんな男女が集まるところを眺めてみてください。それでそこの空気感をつかむことが大切です。そしてこの人と話せそうか、話したらどんな話ができそうか、どこへ行くのか恋愛感情ではなく冷静にイメージしてからです。それが続けばなんとかなる気がします。
あと、ぼくがなんか悪い道に引き込んじゃった気がするのでおばけくんをよろしくお願いします。
生きたい
— せ〜よくおばけ (@obakepf) 2017年2月5日